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導入事例

リモート開発で実現した製造業DXプロジェクト。各事例は「課題 → 実施内容 → 定量効果」の構成でご紹介します。

ゴム製造業 6か月(リモート開発比率 85%)

ゴム製造:400台の設備SCADA監視システム

Problem

工場内400台の硫化機について、各設備の運転状態・温度・圧力・サイクル時間などのプロセスデータをリアルタイムで把握できていなかった。熟練作業者が定期的に巡回して確認しており、異常発見が遅れることや、データに基づく改善が困難だった。

Solution

全400台の設備からデータを収集するSCADAシステムを設計・開発。8万点のモニタリングポイントを設定し、日量500万行のプロセスデータを時系列データベースに保存。Webベースのリアルタイムダッシュボード、履歴トレンド分析、閾値アラート機能を実装。

Results

  • 異常発見から対応までの時間を70%短縮
  • 巡回確認工数を50%削減
  • データに基づく設備メンテナンス計画が可能に
  • 保全担当者のナレッジをデータとして継承

Tech Stack

PLC(三菱、オムロン、シーメンス)、OPC UA、MQTT、InfluxDB、Grafana、Python、React

Remote Delivery Method

お客様の保全チームが現地PLCのネットワーク設定とOPC UAサーバー構築を担当。当社はデータ収集ソフトウェア、データベース、ダッシュボードを全て遠隔で開発。週次リモート進捗会議で方向性を確認。

自動車部品製造業 4か月(リモート開発比率 90%)

自動車部品:多ラインOEE・アラーム損失分析

Problem

複数の生産ラインで設備稼働率・OEEの正確な測定ができておらず、改善活動の優先順位が感覚に頼っていた。また、設備アラームの発生状況を系統的に分析できていなかった。

Solution

全ラインの設備稼働信号・アラーム信号を自動収集するデータ収集基盤を構築。OEEダッシュボード、停止原因パレート分析、アラーム頻度・持続時間分析、シフト別レポート自動生成機能を実装。

Results

  • 設備総合効率(OEE)15%向上
  • 計画外停止時間40%削減
  • 改善活動の優先順位がデータで明確化
  • シフト間のパフォーマンス比較が可能に

Tech Stack

PLCデータ収集、Node.js、PostgreSQL、React、Apache ECharts

Remote Delivery Method

お客様の生産技術チームが設備信号のリスト化とPLC接続を担当。当社はデータ収集・DB設計・分析ロジック・画面を遠隔開発。テスト環境で2週間の事前検証後、本番切替。

包装・物流業 5か月(リモート開発比率 80%)

包装産業:品質トレーサビリティ・防錯システム

Problem

包装ラインでの不良品流出リスクと、不良発生時の原因特定に数時間以上を要していた。複数の材料ロットと作業者、設備パラメータが関わるため、トレースが複雑だった。

Solution

製品シリアル番号をキーとした製造履歴データベースを構築。材料ロット、設備パラメータ、検査結果、作業者情報を自動紐付け。ライン上でのリアルタイム防錯チェック(パラメータ逸脱・材料不一致・検査未了を検知し停止)を実装。

Results

  • 不良品流出ゼロ達成
  • 不良原因特定時間を数時間→数分に短縮
  • 監査対応工数80%削減
  • 材料ロット単位の品質傾向分析が可能に

Tech Stack

PLC、バーコードリーダー連携、SQL Server、C#、WPF

Remote Delivery Method

お客様の品質管理チームがトレース要件定義と現場機器(バーコードリーダーなど)の設置を担当。当社はデータベース・アプリケーション・PLC連携ロジックを遠隔開発。オンサイト立会いテストは1回のみ。

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